Bリーグ好き勝手

Bリーグ(国内バスケットボール)の主にB1を中心に、スタッツを考察したりしなかったり

【B1】富山がこの先生きのこるには(のオマケ)

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    | (,,゚Д゚) < オマケ。
    |(ノ  |)   
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    ヽ _ノ
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目次

 

 

はじめに

今シーズンここまでの試合で何が良かったか/悪かったかを評価するのにも意見百出でしょう。

選手の技術、スタッツに表れない姿勢、または HC の手腕、戦術、はたまた対戦の組み合わせに至るまで、好調不調にどんな要因があるのかの切り口は人によって様々です。

 

以下はどちらかと言うとマクロな視点で、勝利という結果に直結する得点/失点がどう分布しているのかを見ていきます。

 

得点/失点の散布図

今シーズンの得点と失点の相関をバラばいてやると以下のようになります。

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1試合の得点と失点がほぼ同じバランスならば、近似曲線は左下から右上に向かって 45° の直線に近くなります。近似曲線が右下に傾いているので、ここまでの試合では得点の方が良く取れているという結果。また傾きの度合いも深いです。

 

Bリーグの 1 試合あたりの平均得点(失点)は約 80 点*1ですので、80 点より多く得点すれば勝つ確率は上がりますし、80点より多く失点するのは避けたいところです。

というところから、上図の 80 点にラインを引いて、おおよそ4つのカテゴリに独自分類しました。

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  • A:Antagonized Games:手に汗握る:得点失点ともに 80 点以下で、1点の重みが通常の試合よりも重い試合。
  • B:Bad Games:消化不良:80点以下の得点かつ80点以上の失点、もしくは110点以下の得点で10点差以上の負け。何か語ろうとすれば不満が先に出る試合。
  • C:Nice Games:快勝:80点以上の得点かつ80点以下の失点。ファンは終始気持ちよく見ていられる試合。
  • E:Excite Games:アドレナリンの放出:110点以上の得点、もしくは得点失点ともに 80 点以上のクロスゲーム。ファンの記憶に残る試合。

 

勝手な分類ではありますが、大きく外れてはいないかと思います。(どこかに D フィールド作りたい。。。)

この 4 象限の中でどのような試合を多く行ったか、がチームの個性になります。

 

今シーズンの富山グラウジーズの場合、

 A:Antagonized Games:0

 B:Bad Games:7

 C:Nice Games:9

 E:Excite Games:7

となります。

 

これを見ると、得点失点ともに80点以下の試合はなく、残りの3つでちょうど同じくらい。得点偏重で、ブースターとしては好感触の試合が多かったのではないでしょうか?

惜しいのは、クロスゲームになった試合が 2 試合あるのですが、どちらも 1 点差負けで落としているところで、ここの評価で若干ファンの間でも揺れるところかなあ、と言うところです。

 

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*1:もう少し正確に言うと79.6点