Bリーグ好き勝手

Bリーグ(国内バスケットボール)の主にB1を中心に、スタッツを考察したりしなかったり

【B1】2020-21 シーズン 勝利につながったスタッツは?

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勝利につながるスタッツ、

2020-21 シーズンのトレンドを追ってみたいと思います。

 

 

目次 

 

  

「勝利係数」について

前回、勝手に B リーグアワードを行いましたが、そもそもの根拠になっている EIOG や HEOG は、各スタッツとその「勝利係数」の組み合わせで基礎ポイントが決まっています。

 

gyrokawai-basketball.hatenablog.com

 

アワードを選出するために真面目にも今シーズンの勝利係数を出して更新している(適用させる値は過去シーズンの平均値)ので、どんなスタッツを稼いだ選手が高く評価されるのかはその季ごとに少しずつ変わります。

つまり昨季との違いを見ると、今シーズンの勝利のトレンドがどう変わったのかを朧気ながら確認することができます。

 

2020-21 シーズンの勝利係数

一番左が去年までの勝利係数、その隣が今季のみの勝利係数、一番右が新しい勝利係数となります。

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より高い順位に相関するものを赤く、逆に相関するものを青く表示しています。

(少し目が痛いかもしれません)

 

今季のみで限定すれば、順位を上げるために影響しているのはフィールドゴール試投数」「トータルリバウンド」

新しい勝利係数は今までの年の傾向が左右されますが、大きく値が変わったのも「ディフェンスリバウンド」「フィールドゴール試投数」「トータルリバウンド」「オフェンスリバウンド」「2 ポイント成功数」「被ファウル数」の順番でした。

 

つまり今季はリバウンドが大きく勝利に影響するようになったシーズンだったと言えるでしょう。

 

点を取るために最も効率的な戦法は、3 ポイントシュートを撃って(入ればよし)、オフェンスリバウンドを取って、そのままゴール下を決める。というシンプルな投げ入れを実現できると強いです。

この 3 段階を成功させるのがうまいセバスチャン・サイズ選手、ジャック・クーリー選手が大きく評価を伸ばした一因ともなっているかと考えられます。