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Bリーグ(国内バスケットボール)の主にB1を中心に、スタッツを考察したりしなかったり

【B1】今シーズンの成績から予想する 第7節 広島 vs 富山

 

平日開催で他チームブースターからも注目の 広島ドラゴンフライズ vs 富山グラウジーズ

10 戦実施時点でのスタッツを基に、両チームの傾向をおさらいしてみようと思います。

  

 

目次

 

 

自チームの傾向

試合平均 と書かれているのは、1試合ごとのパーセンテージを平均したもの、

書かれていないのは、総スタッツから算出した値です。

2020-21 シーズン 2020-21
B1リーグ戦 カテゴリ B1リーグ戦
富山 チーム 広島
8 Win 3
883 得点 801
764 失点 851
119 得失点差 -50
229 2Pts 成功 224
382 2Pts 試投 441
60.0% 2Pts 成功率(試合平均) 50.5%
59.9% 2Pts 成功率 50.8%
86 3Pts 成功 68
244 3Pts 試投 219
34.3% 3Pts 成功率(試合平均) 30.5%
35.2% 3Pts 成功率 31.1%
315 フィールドゴール成功 292
626 フィールドゴール試投 660
50.3% フィールドゴール成功率(試合平均) 44.4%
50.3% フィールドゴール成功率 44.2%
167 フリースロー成功 149
237 フリースロー試投 192
71.2% フリースロー成功率(試合平均) 76.3%
70.5% フリースロー成功率 77.6%
91 オフェンスリバウンド 105
277 ディフェンスリバウンド 255
368 リバウンド 360
205 アシスト 203
122 ターンオーバー 113
68 ティー 57
30 ブロック 39
152 ファウル 180
121 速攻からの得点 88
186 最大得点差 81
394 ペイント内の得点 374
168 ターンオーバーからの得点 105
95 セカンドチャンスからの得点 118
14.2% TO%(試合平均) 13.3%
57.3% eFG%(試合平均) 49.5%
25.8% OR%(試合平均) 26.7%
38.0% FTR(試合平均) 29.5%
14.3% TO% 13.2%
57.2% eFG% 49.4%
26.2% OR% 27.0%
37.9% FTR 29.1%

 

それぞれのチームに得手不得手がありますが、2P/3P/FG の成功率、各種パターンからの得点能力は富山の方が高いと言えそうです。対して広島はオフェンスリバウンドを頑張り、セカンドチャンスを少しでも多くモノにしたい。

 

対戦相手の傾向 

220 2Pts 成功 267
442 2Pts 試投 489
49.9% 2Pts 成功率(試合平均) 54.5%
49.8% 2Pts 成功率 54.6%
76 3Pts 成功 62
230 3Pts 試投 226
31.9% 3Pts 成功率(試合平均) 26.9%
33.0% 3Pts 成功率 27.4%
296 フィールドゴール成功 329
672 フィールドゴール試投 715
43.8% フィールドゴール成功率(試合平均) 45.9%
44.0% フィールドゴール成功率 46.0%
96 フリースロー成功 131
128 フリースロー試投 182
72.8% フリースロー成功率(試合平均) 72.6%
75.0% フリースロー成功率 72.0%
105 オフェンスリバウンド 144
256 ディフェンスリバウンド 284
361 リバウンド 428
176 アシスト 220
140 ターンオーバー 99
74 ティー 70
18 ブロック 26
223 ファウル 170
93 速攻からの得点 118
71 最大得点差 110
368 ペイント内の得点 442
129 ターンオーバーからの得点 121
115 セカンドチャンスからの得点 173
16.1% TO%(試合平均) 11.1%
49.5% eFG%(試合平均) 50.2%
27.7% OR%(試合平均) 36.1%
19.0% FTR(試合平均) 26.0%
16.1% TO% 11.1%
49.7% eFG% 50.3%
27.5% OR% 36.1%
19.0% FTR 25.5%

同様に、各チームのこれまでの対戦相手のスタッツの傾向を見ると、フィールドゴールでは富山の方がよくディフェンスしていますが、3ポイントに限っては広島の守備の方が優秀です。ただ、広島はそこからリバウンドを多く拾われる傾向にあり、結果ファウルを犯したり、ペイント内の失点やセカンドチャンスからの失点が多くなっているのではと思われます。

 

まとめ

上記を総合して、第7節 広島vs 富山は、リバウンド王・ソロモンがリバウンドからのダンク、Mr.トリプルダブル・マブンガのテクニックで被ファウルを量産、横綱・スミスがゴール下から押し出し。富山がインサイドを支配することで徐々に優位に立ち、ファウル→フリースローの流れで優位を築く試合展開と予想します。

対して広島はファウルを警戒するのが大前提、外角の前田/松脇をケアしつつ、相手がインサイド一辺倒になったところでエチェニケ、トレイラー、マーフィーの広島の壁で点差が離れないように試合を進めるのはどうでしょう?