Bリーグ好き勝手

Bリーグ(国内バスケットボール)の主にB1を中心に、スタッツを考察したりしなかったり

B1 2020-21 シーズン展望

 

そろそろロスターも決まってきたこの頃。

B1 2020-21 シーズンのチーム戦略を考えてみる。

順位も大胆予想しちゃうぞ!?

 

 

目次 

 

 

 

突然終わりを告げた 2019-20 シーズン。

退屈な期間が長いようであっという間に決まってきた 2020-21 シーズンのロスター

やはりストーブリーグの楽しみと言えば、選手の移籍や動向ですよね!

 

そこで一足早く、次シーズンのチーム展望や注目どころを(勝手に)予想しちゃいたいと思います。

 

 

ポイント制について

チームの編成には、参考までにポイントをつけています。

 

このポイントはジャイロ式評価指数と自称しているもので、チーム順位とスタッツの相関を数字で示すものです(きっぱりと)。

 

いまいち信ぴょう性に疑問符がつくかと思いますが、そんなあなたのために昨年度の順位と、同様に算出したポイントの順位を比べてみましょう。

 

  ポイント ポイント順位 実順位
A.Tokyo 10439 2 1
Kawasaki 10459 1 2.5
Utsunomiya 9997 4 2.5
Chiba 10171 3 4
Shibuya 9809 5 5.5
Ryukyu 9140 6 5.5
Osaka 8879 7 7
Shiga 8069 8 8
Kyoto 7310 12 9
Akita 7891 10 10
Mikawa 8048 9 11
Toyama 7438 11 12.5
Nagoya 6951 13 12.5
Hokkaido 6117 14 14
Niigata 6054 15 15
Yokohama 6007 16 16.5
Shimane 5276 17 16.5
Sanen 3748 18 18

 

どうでしょう? 何となくそれっぽくないですか?*1

 

この値を新たな所属メンバーに適用して、出場時間も加味したうえで今季の優勝戦線を占ってみたいと思います。皆さんの参考にもなればいいな。

 

ポイント変更は、ほとんどはチーム内の出場時間の調整によるものですが、実力未知数な新規外国人選手については以下の扱いとします。

 

  • 基本的に 1,000 分出場(40~41試合換算)、1,000 ポイント稼ぐ選手とする。

出場時間と昨季ポイントを散布図にプロットすると、以下のようになります。

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 近似値としては緩やかな二次曲線を描くように見えますが、1,000分 / 1,000 ポイントは、外国籍選手に期待される値としては標準的な値であろうと判断しました。

 

  • 帰化アジア枠選手との兼ね合いにより、出場時間とポイントを調整

ただしチーム編成によっては、外国籍3名+帰化アジア枠1名が全て PF, C に寄っていたりする場合もあるので、1,000 分も出場時間が与えられないと判断した場合は、 820分 / 820 ポイントとしていたりします。(41 試合 * 40 分 * 2ポジション / 4名)

ファジーカスやガードナーなど、使い倒すことが予想される選手が所属している場合は 800 分にするなど適宜変更もありえます。

 

そしてかなり不確定要素が多い、昨季B2所属の選手のポイントについては以下の通りとします。

 

  • B2スタッツのジャイロ式評価指数  x40/47(試合) x72.9% とする

 これは、2018-19 シーズンに B2 に所属し 2019-20 シーズンに B1に所属した選手のジャイロ式評価指数推移の平均が 72.9% だったためです。*2

 

ポイントについてはお分かりいただけたでしょうか。

 

表の見方

表の見方については以下の通りです。

 

P = ポイント:

 HC横 = チームトータルポイント

 選手名横 = 当該選手の予想ポイント(MP によって上下)

MP = ミニッツプレイ(出場時間):40 or 41 試合換算

PG ~ C:ポジション(チーム発表)

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太字 = 新加入選手

赤字 = 独自で修正を加えた値。昨季の値と異なる。

 

それでは、各チームの編成を見ていきましょう!

 

 

レバンガ北海道

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[ポイント]

6,980 (全 13 位 / 地区 8 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
未定 ケネディ・ミークス 1248.3 28
未定 マーキース・カミングス 1186.6 31
Ibaraki マーク・トラソリーニ 707.6 72
  多嶋朝飛 490.1 105
  中野司 433.8 118
  ファイ・パプ月瑠 390.0 127
未定 市岡ショーン 346.5 139
引退 松島良豪 313.8 155
  内田旦人 257.9 176
  橋本竜馬 256.0 179
未定 川邉亮平 241.0 183
未定 杉本天昇 105.0 235
  桜井良太 83.2 249
引退 折茂武彦 57.2 258
  合計 6117.1  

 

[昨季 B1 所属の新加入選手]

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Chiba ニック・メイヨ 636.8 81
Utsunomiya ジャワッド・ウィリアムズ 373.1 131
Toyama 原大智 359.6 133
Yokohama 牧全 191.0 198
Kyoto 玉木祥護 101.8 239


[展望]

  • チーム内でポイント上位を独占していた外国籍3選手を全員放出。代わりに獲得した外国籍選手はプレイタイムが短かったため新天地での活躍を期する。
  • 外国籍 PG を獲得したことで、残りのメンバーで PF, C を回すことになりファイ・パプ月瑠選手にかかる期待は大きい。
  • 3Pシューターが不足しており復帰した牧選手頼みになる可能性も?

 

[要チェック]

ニック・メイヨ 選手

昨季、高効率ランキング上位のニック・メイヨ選手が移籍。出場時間をどこまで伸ばせるかによって、自身のスタッツにもチームの勝利にも貢献する可能性大。 

 

 

秋田ノーザンハピネッツ

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[ポイント]

7,699 (全 9 位 / 地区 7 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
Gunma ジャスティン・キーナン 1300.3 26
  カディーム・コールビー 871.3 52
  保岡龍斗 760.7 62
  細谷将司 709.9 71
  ハビエル・カーター 663.1 78
Shimane ウィリアムス・ニカ 660.8 79
  古川孝敏 585.2 91
  山拓 582.5 92
  伊藤駿 373.0 132
  長谷川暢 302.1 162
Shimane 白濱僚祐 296.5 163
  野本建吾 284.5 166
  多田武史 249.2 182
Shiga 今川友哲 148.6 218
  大浦颯太 101.3 241
未定 西野曜 2.0 268
  合計 7891.0  


[昨季 B1 所属の新加入選手]

なし

 

[展望]

  • スコアリーダー、帰化選手、チームのダイナモといった要所が抜けており、基本的には戦力純減でのスタートが見込まれる。穴を埋めるのは容易なことではないのでは。
  • 外国籍選手は他チームよりも若干多めにプレイする構想。
  • 野本選手の出場時間が伸びることも想定される。

 

[要チェック]

多田武史 選手

若き成長株。 時間あたりの貢献はチームの中でもかなり高い。白濱選手が抜けたことで空く時間を手中にできれば、一気にチームのエースになる可能性を秘めている。

 

 

宇都宮ブレックス

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[ポイント]

10,974 (全 1 位 / 地区 1 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  ライアン・ロシター 2006.4 4
  比江島慎 1236.8 29
  ジェフ・ギブス 1137.3 33
  渡邉裕規 990.2 41
  鵤誠司 940.4 46
  竹内公輔 772.5 60
  遠藤祐亮 734.5 65
  喜多川修平 619.2 83
Hokkaido ジャワッド・ウィリアムズ 373.1 131
Gunma 山崎稜 343.4 140
  テーブス海 262.6 175
Toyama 橋本晃佑 256.0 178
未定 シャブリック・ランドルフ 168.1 203
  田臥勇太 155.9 212
未定 山口颯斗 0.0 269
  合計 9996.5  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Ryukyu ジョシュ・スコット 265.3 173

 

[展望]

  • 優勝候補第1位!
  • チームの主柱と新人選手を除いた、チーム内ポイント下位の選手が移籍している
  • 帰化枠をロシター選手ががっちり固めつつ、新加入選手も含めた外国籍選手3人で回せるうえ竹内公輔選手も控えている盤石な体制。最も怖いのはケガ。
  • 宇都宮のスカウト能力に期待を込めて LJ ピーク選手は高めの値で評価。その影響で喜多川選手、竹内選手のプレイタイムを抑え気味に。

 

[要チェック]

ロシター・ライアン 選手

今季のレギュレーションでは外国籍選手はタイムシェアされるので、替えの利かない帰化・アジア枠の選手がプレイタイムを伸ばすほど有利。彼の活躍でブレックスの優勝はより確実!

 

 

千葉ジェッツ

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[ポイント]

10,189 (全 2 位 / 地区 2 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  富樫勇樹 1593.4 13
  ギャビン・エドワーズ 1504.2 14
Gunma マイケル・パーカー 1416.2 17
  ジョシュ・ダンカン 1358.8 22
  田口成浩 872.9 51
Hokkaido ニック・メイヨ 636.8 81
  コー・フリッピン 595.2 87
  原修太 567.2 94
  藤永佳昭 381.8 130
Shinsyu 小野龍猛 356.2 135
Shiga 晴山ケビン 333.8 145
  西村文男 326.2 151
  大宮宏正 117.5 226
  大倉颯太 113.2 228
  ラシード・ファラーズ -2.3 271
  合計 10170.9  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Shibuya セバスチャン・サイズ 1415.6 18
Shiga 佐藤卓 834.5 55
Yokohama 赤穂雷太 102.4 238

 

[展望]

  • 当初獲得対象ではなかったであろう佐藤卓磨選手を獲得できたことによって、ベンチ入り日本人枠や田口選手との併用など贅沢な悩みが増えた。
  • 日本人最高峰 P の富樫選手と成長株最高峰のコー・フリッピン選手を擁し、パフォーマンスを最大化するための采配を求められる。
  • 各ポジションに能力の高い選手がハマッておりコート内の構成では最も強いチームを組めそう。控えのメンバーを含めた総合力向上で優勝を狙う。

 

[要チェック]

コー・フリッピン 選手

ポテンシャルは富樫選手以上。しかし彼の半分以下に留まった出場時間をいかに獲得できるようになるかが成長のカギ。

 

 

アルバルク東京

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[ポイント]

10,159 (全 3 位 / 地区 3 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  アレックス・カーク 1912.4 5
  安藤誓哉 1421.9 16
  田中大貴 1403.0 20
  ケビン・ジョーンズ 1033.0 38
  竹内譲次 880.9 50
引退 ミラン・マチュワン 866.8 53
  須田侑太郎 761.1 61
  菊地祥平 671.4 77
  ザック・バランスキー 455.2 113
引退 正中岳城 316.3 153
  津山尚大 228.2 187
Sendai 笹倉怜寿 163.9 206
  小島元基 157.6 210
  小酒部泰暉 142.0 221
  平岩玄 14.7 265
Sanen 山本柊輔 10.7 267
  合計 10439.1  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

 なし

 

[展望]

  • デション・トーマス選手はマチュワン選手相当の実力と評価して、実質戦力ダウンはなしと判断。
  • 唯一の弱みは帰化・アジア枠の不在。獲得すれば一気に優勝候補筆頭の戦力となるのは間違いない。

 

[要チェック]

ルカ・パヴィチェヴィッチ HC

誰一人取っても高効率な値を叩き出す、神聖アルバルク帝国の王。課題は次世代メンバーが育たずに他チームに流出しがちなところか。勝利と育成をどのように両立させるのか次なる手腕が問われる。ラインの踏み越えとテクニカルにも注目(笑)

 

 

サンロッカーズ渋谷

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[ポイント]

9,530 (全 5 位 / 地区 5 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  ライアン・ケリー 1732.5 8
Chiba セバスチャン・サイズ 1415.6 18
  チャールズ・ジャクソン 1326.5 24
  ベンドラメ礼生 1195.3 30
  山内盛久 720.5 69
  石井講祐 575.1 93
  関野剛平 556.5 96
Shimane 杉浦佑成 518.9 101
  渡辺竜之佑 497.6 103
  田渡修人 332.7 146
  野口大介 283.2 167
  広瀬健太 272.9 169
  盛實海翔 256.2 177
Kumamoto ファイ・サンバ 125.1 225
  合計 9808.6  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

なし

 

[展望]

  • サイズ選手の離脱が痛いが、ケリー選手を中心に徹底されたプレイタイムシェアでカバー。
  • アジア・帰化枠が不在のため、今季のレギュレーションでは珍しく日本人ビッグマン(野口選手)のプレイタイムが伸びると予想され、同時にアキレス腱でもある。

 

[要チェック]

石井講祐 選手

野口大介 選手

昨季ケガにて離脱してしまった石井選手だが、シーズン通して活躍することで MVP を狙える力量は十分にあり、溜まった鬱憤を晴らしたいところ。野口選手は前述の通り日本人ビッグマンとしての価値を証明する位置にある。両日本人が真価を発揮したとき、BIG4 に割って入り、更に上位を狙えるはず。

 

 

川崎ブレイブサンダース

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[ポイント]

10,156 (全 4 位 / 地区 4 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  ニック・ファジーカス 2381.0 1
  ジョーダン・ヒース 1621.1 11
  藤井祐眞 1403.9 19
  マティアス・カルファニ 776.9 59
  辻直人 758.3 63
  篠山竜青 712.4 70
  熊谷尚也 675.9 75
  大塚裕土 592.4 88
  長谷川技 474.6 109
  増田啓介 210.7 194
未定 水野幹太 189.0 199
  青木保 156.3 211
未定 ジャマール・ソープ 150.6 216
Sendai 鎌田裕也 147.4 219
Niigata 林翔太郎 106.3 233
  パブロ・アギラール 101.8 240
  合計 10458.8  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

なし

 

[展望]

  • ほぼ昨季どおりのメンバーのまま。
  • 昨季ケガで休養を強いられた篠山選手、辻選手が戻ってくることで全体のバランスをどう組みなおすかといった面はあるがほぼ誤差。

 

[要チェック]

ファジーカス・ニック 選手

昨季 MVP 男(独自)。チームとしての変化はプレイタイムが短かったパブロ・アギラール選手がどのような活躍を見せるかではあるが、あくまで軸となっているのはファジーカス選手。他チームはこの主軸を打破しない限り、強力 ON2、時には ON3 を抑えるすべはない。

 

 

横浜 B コルセアーズ

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[ポイント]

6,388 (全 14 位 / 地区 9 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  レジナルド・ベクトン 1047.9 37
  アキ・チェンバース 733.7 66
未定 ジェームズ・サザランド 723.0 67
  生原秀将 540.0 100
未定 ジェイソン・ウォッシュバーン 425.5 120
Shimane 橋本尚明 405.6 123
未定 ジョルジー・ゴロマン 390.6 125
Hiroshima 田渡凌 314.2 154
  秋山皓太 271.5 170
  エドワード・モリス 220.4 190
Hokkaido 牧全 191.0 198
未定 ウィリアム・マクドナルド 151.4 214
  竹田謙 143.9 220
  小原翼 114.3 227
未定 菅原暉 112.5 229
Chiba 赤穂雷太 102.4 238
Koshigaya ホール百音アレックス 66.7 253
未定 ハンターコート 52.7 261
  合計 6007.2  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Mikawa 森川正明 307.5 158
Niigata 森井健太 212.4 193

 

[展望]

  • 外国籍選手の総とっかえは珍しいことではないが、今季はチームの中心選手をも放出。
  • 田渡選手を放出した代わりに森井選手を獲得したが慢性的な PG 不足は変わらず。各ポジションで各選手にどのような役割を持たせるか、プレイタイムの割り当てについてなど、真っ白な地図に新たな羅針盤を描く必要がある。

 

[要チェック]

生原秀将 選手

森井選手を獲得したものの田渡選手を失った穴は大きく、PGとしてチームを動かす舵取りは彼に任された。嵐の大海原に針路を執る。

 

 

新潟アルビレックス BB

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[ポイント]

5,574 (全 17 位 / 地区 10 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
未定 ニック・パーキンズ 1618.7 12
未定 ラモント・ハミルトン 1000.6 40
Ryukyu 今村佳太 805.3 57
  五十嵐圭 734.9 64
未定 エグゼビア・ギブソン 328.8 149
Mikawa 柏木真介 326.4 150
  池田雄一 238.5 184
未定 髙橋浩平 228.6 186
引退 鵜澤潤 217.4 191
Yokohama 森井健太 212.4 193
Gunma 上江田勇樹 182.2 200
  石井峻平 94.5 244
  星野曹樹 65.6 254
  合計 6053.8  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Osaka リチャード・ヘンドリックス 931.3 47
Shimane 佐藤公威 200.5 196
Kawasaki 林翔太郎 106.3 233
Shimane 納見悠仁 56.5 259

 

[展望]

  • 昨季所属していた選手が 4 名しか残っておらず、HC も変わって、もはや別のチーム。横浜以上に各選手のプレイタイム割り当てが変わってくる。
  • 新加入選手は今までプレイタイムに恵まれていなかったが、誰にでもレギュラーへの抜擢があるチーム構成だけに、突然の確変を起こす選手が出てくる可能性は十分ある。

 

[要チェック]

納見悠仁 選手

活躍が計算できるゆえに負荷がかかる 五十嵐 / 佐藤公威 両選手を支える役割。彼の活躍は自分だけでなく、両選手を助け、更にはチームを活性化することにも繋がる。

 

 

富山グラウジーズ

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[ポイント]

8,412 (全 8 位 / 地区 6 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
Nagoya レオ・ライオンズ 1878.3 7
  前田悟 1088.8 36
  宇都直輝 803.8 58
Sendai ジョシュ・ペッパーズ 547.2 98
Koshigaya アイザック・バッツ 544.6 99
  水戸健史 488.2 106
Hokkaido 原大智 359.6 133
  阿部友和 336.0 142
未定 ダニエル・オルトン 313.7 156
  ジョシュア・スミス 305.8 159
Ryukyu 船生誠也 305.0 160
  山口祐希 175.3 201
未定 菅澤紀行 132.3 223
FE.Nagoya 松山駿 100.0 242
未定 山田大治 63.9 255
未定 飴谷由毅 0.0 269
  松脇圭志 -5.0 272
  合計 7437.6  


[昨季 B1 所属の新加入選手]  

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Kyoto ジュリアン・マブンガ 1636.2 9
Mikawa 岡田侑大 435.9 117
Utsunomiya 橋本晃佑 256.0 178

 

[展望]

  • ライオンズ選手の放出が痛いが、去就はコアメンバーに絞ってスリム化を図った構成。補強は攻撃面を重視したもので、ステップアップではないながらも妥協感は思ったより感じられない。
  • 個人主義の選手が多く見えるだけに、うまく噛み合えば爆発的な攻撃力を発揮する可能性もあるし、逆に途中で空中分解しそうな危うさもある。
  • エース2名を軸に、新加入のポイントゲッター、復活のスミス選手を加え、CS戦線に喰らいつきたい。

 

[要チェック]

松脇圭志 選手

チームに SF ポジションがこなせる選手が少なく感じられるため、前田選手や岡田選手が SF として出ている時のシューターとしての期待がかかる。ピュアシューターとして彼の開花が全く新しいチームのカタチを目覚めさせる可能性を秘める。

 

 

信州ブレイブウォリアーズ

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[ポイント]

4,803 (全 18 位 / 地区 8 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

データなし


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Chiba 小野龍猛 356.2 135

 

[展望]

  • 遂に悲願の B1 昇格を達成。新加入の山本選手、増子選手、井上選手、ホーキンソン選手は B2 から個人昇格。意外と新加入選手が多い。
  • 昨季 B1 勢を苦しめたハードなディフェンスを継承し、三遠、栃木を苦しめたチームがシーズン通してどこまで立ち向かえるか、チャレンジの1年となる。
  • ジェミン・ヤン選手の動画からA東京の竹内譲次選手を想起させたため、ポイント/プレイタイムを同様とした。

 

[要チェック]

ジェミン・ヤン 選手

母国を飛び出し各国を渡り歩く渡り鳥。勝久イズムに順応できれば、オールタイムのハードディフェンスで強豪相手にも勝機あり。

 

 

三遠ネオフェニックス

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[ポイント]

5,586 (全 16 位 / 地区 7 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
未定 ロバート・ドジャー 493.8 104
  西川貴之 484.0 108
未定 デビン・イーバンク 466.6 111
  寺園脩斗 390.4 126
  川嶋勇人 351.3 137
未定 ミッケル・グラッドネス 332.1 147
Fukushima 菅野翔太 264.6 174
未定 ヴィアチェスラフ・クラフツォフ 254.6 180
未定 河村勇輝 214.8 192
  山本浩太 149.5 217
  鈴木達也 103.0 237
  太田敦也 93.6 246
未定 ダシルバ・ヒサシ 80.1 250
  岡田慎吾 58.3 257
Yamagata 柳川龍之介 22.6 264
  北原秀明 -10.8 275
  合計 3748.5  


[昨季 B1 所属の新加入選手]  

Team 選手名 ポイント ポイント順位
A.Tokyo 山本柊輔 10.7 267

 

[展望]

  • 灰燼に帰した不死鳥は再び蘇るのか、試練の年。
  • 日本人選手は大きな入れ替えはなく、オフの話題はアジア枠第 1 号のサーディ・ラベナ選手が中心。
  • 昨年の外国籍のポイントから、新加入選手のポイントも低めに...

 

 

[要チェック]

サーディ・ラベナ 選手

今オフに日本(もしくはオーストラリア)行きを発表し大注目の的となったプロ新人選手。三遠は 1, 2 番に選手が揃っているため、どのような起用となるのか気になるところだが、本予想では出場 700 分に対し 1,500P と破格の大活躍を予想。

 

[SHOWCASE を見ての追記]

山本浩太 選手

地味だが指令をこなせる実直さがある。SHOWCASEではインサイドで待っていたもののボールを供給される場面が多くなかったが、攻撃面の積極性を持った時にどうか。昨季はポイント数的にあまり注目していなかったが、改めて見ると2ゲーム2分の出場であり太田選手を継ぐ主軸への変貌が期待される。

  

シーホース三河

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[ポイント]

7,644 (全 11 位 / 地区 4 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  ダバンテ・ガードナー 2129.3 2
  金丸晃輔 975.4 44
  川村卓也 966.4 45
引退 桜木ジェイアール 698.3 74
  熊谷航 598.5 85
Toyama 岡田侑大 435.9 117
  長野誠 411.6 122
未定 セドリック・シモンズ 385.4 128
未定 クリス・ジョンソン 383.8 129
未定 クリス・オトゥーレ 358.1 134
Yokohama 森川正明 307.5 158
Kyoto 會田圭佑 165.0 205
  加藤寿一 162.5 207
  根來新之助 77.8 251
未定 ダニエル・ジョンソン -7.3 274
  合計 8048.1  


[昨季 B1 所属の新加入選手]  

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Shiga 高橋耕陽 611.6 84
Shiga シェーファーアヴィ幸樹 391.3 124
Niigata 柏木真介 326.4 150

 

[展望]

  • 一大補強も前半の出遅れが響いた昨季。盛り返していた後半を基本的には踏襲し、漁夫の利で得た高橋選手、シェーファー選手を加えて厚みを増した。
  • 戦術の中心がガードナー選手になるのは間違いなく、外国籍他2名はタイムシェアというよりはガードナーを補佐する役割。
  • 桜木ジェイアール元選手の引退によりぽっかり空いた帰化・アジア枠への対応が急務。

 

[要チェック]

川村卓也 選手

SG は金丸選手を中心にすると予想されるが、今季は高橋耕陽選手が加入したためチーム内の争いが激化。注目は高橋選手とすることも考えたが、川村選手の高効率も捨てがたく、2年目でチームにどのような精神的影響を及ぼすかを期待。

 

[SHOWCASE を見ての追記]

シェーファーアヴィ幸樹 選手

桜木ジェイアール元選手の代わりと考えてもよいと思うレベル。ピックの角度、アタックの積極性も勘案して、日本人ビッグマンではちょっと相手がいないぐらいに成長を果たした。2P%とFT%に不安は残るが、今季はリムに向かってのプレイで日本代表へアピールしたい。

 

名古屋 D ドルフィンズ

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[ポイント]

8,784 (全 6 位 / 地区 1 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  安藤周人 980.0 43
  笹山貴哉 842.4 54
未定 ヒルトン・アームストロング 815.2 56
  ジャスティン・バーレル 705.6 73
  中東泰斗 621.3 82
未定 イシュマエル・レーン 472.4 110
  張本天傑 424.4 121
未定 ジャメール・マクリーン 353.4 136
  小林遥太 348.5 138
  木下誠 341.6 141
  中務敏宏 280.6 168
Kyoto 満田丈太郎 270.2 171
  菊池真人 168.4 202
Gunma 笠井康平 165.5 204
未定 西田優大 161.4 208
  合計 6950.8  


[昨季 B1 所属の新加入選手]  

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Toyama レオ・ライオンズ 1878.3 7
Shiga 齋藤拓実 1341.5 23
Shiga ジェフ・エアーズ 1109.1 34
Shiga 狩野祐介 985.0 42

 

[展望]

  • 加入した選手全員がチーム内のどの選手よりもポイントが高い。よい補強。
  • それゆえに新加入選手と既存選手のタイムの振り分けが難しく、チーム全体の調整が難しいであろうと予想される。
  • 帰化・アジア枠がおらず、日本人ビッグマンが不在というのが明確な弱点。

 

[要チェック]

ジェフ・エアーズ 選手

3P を打ちまくるチームに更に特化するのは間違いなく、エアーズ選手が何本リバウンドを取るかによって戦況は大きく変わる。元々チームへの貢献精神に大きい選手だけにスタッツ上位に躍り出る可能性も。

 

 

滋賀レイクスターズ

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[ポイント]

4,799 (全 19 位 / 地区 9 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
Nagoya 齋藤拓実 1341.5 23
Nagoya ジェフ・エアーズ 1109.1 34
未定 ヘンリー・ウォーカー 1031.1 39
Nagoya 狩野祐介 985.0 42
Chiba 佐藤卓 834.5 55
Koshigaya クレイグ・ブラッキンズ 721.9 68
Mikawa 高橋耕陽 611.6 84
未定 チャールズ・ローズ 429.3 119
Mikawa シェーファーアヴィ幸樹 391.3 124
  狩俣昌也 296.4 164
  谷口光貴 110.5 231
Ibaraki 中村功平 104.5 236
  伊藤大司 76.2 252
  前田怜緒 50.2 262
Hiroshima 荒尾岳 -23.7 276
  合計 8069.2  


[昨季 B1 所属の新加入選手]  

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Chiba 晴山ケビン 333.8 145
Akita 今川友哲 148.6 218
Shimane 頓宮裕人 13.8 266

 

[展望]

  • ファン向けに社長名で声明を発表するなど財政的な課題に直面。チームの主だった選手が軒並み流出し、外国籍選手が 1 人も決まっていない(7/30 現在)。
  • 上記の状況を鑑み、契約可能な外国籍は 1,000 分 あたり 800P まで抑制した。これは B2 相当の戦力。
  • プレイタイムの割り振り、どのような作戦でどのようなチームを作るのか、興味は尽きない。

 

[要チェック]

村上駿斗 選手

B2 福岡から加入。厳しいチーム事情の中で望外のプレイタイムを与えられる可能性があり覚醒が期待される。ハングリーさを強さに転化できれば良いのだが。

 

 

京都ハンナリーズ

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[ポイント]

7,233 (全 12 位 / 地区 5 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
Toyama ジュリアン・マブンガ 1636.2 9
  デイヴィッド・サイモン 1625.8 10
  松井啓十郎 920.7 48
未定 ジェシー・ゴーバン 597.9 86
KBL 中村太地 553.9 97
  寺嶋良 437.6 115
  永吉佑也 310.1 157
引退 村上直 269.2 172
  内海慎吾 252.4 181
未定 ラシャーン・ホロウェイ 158.0 209
  大庭岳輝 107.6 232
Yamagata 鶴田美勇士 105.0 234
Hokkaido 玉木祥護 101.8 239
Tokyo.Z 岡田優介 96.5 243
Tokyo.Z 綿貫瞬 92.5 247
  久保田義章 44.6 263
  合計 7310.1  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Nagoya 満田丈太郎 270.2 171
Mikawa 會田圭佑 165.0 205

 

[展望]

  • 放出者が多く見えるものの、次ステップに進んだ中村太地選手と引退の村上直選手を除けば、ポイント的に痛いのはマブンガ選手のみ。補強メンバーはチーム内では中の上あたりを2名獲得できているので、全体としては底上げの印象。
  • ポジションは大きく偏っており1番2番は組み合わせに困るうえに、新外国籍レイヴォンテ・ライス選手はPG登録と人材が余剰ぎみ。逆に永吉選手はほぼ確約。外国籍2名とともに酷使が予想される。
  • 1st が ライス - 松井 - 満田 - 永吉 - サイモン、2nd が寺嶋 - 内海 - 大庭 - 新外国籍 - サイモン など?
  • (追記)書いていなかったので自分でびっくりしたが、間違いなく寺嶋選手が次世代 PG として名乗りをあげる季になる。SHOWCASE になぜ出場していなかったのかが不思議だ。

 

[要チェック]

レイヴォンテ・ライス 選手

寺嶋選手、大庭選手という有能若手コンビは当然要注目だが、新外国籍 PG の出来(と酷使)次第で左右されるチーム構成になったので、小川HCの手腕の見せどころ。

 

 

エヴェッサ大阪

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[ポイント]

7,669 (全 10 位 / 地区 3 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  ジョシュ・ハレルソン 1886.3 6
  アイラ・ブラウン 1264.2 27
  橋本拓哉 1100.5 35
Niigata リチャード・ヘンドリックス 931.3 47
  伊藤達哉 672.8 76
未定 カイル・バローン 508.5 102
未定 ショーン・オマラ 463.2 112
  合田怜 447.4 114
  中村浩陸 335.9 143
Koshigaya 長谷川智也 329.8 148
Koshigaya 畠山俊樹 304.5 161
Nishinomiya 今野翔太 236.1 185
Gunma 田原隆徳 151.3 215
Nara 藤髙宗一郎 132.7 222
Shimane 小阪彰久 60.7 256
未定 今村拓夢 53.7 260
  合計 8878.9  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

なし 

 

[展望]

  • 宇都宮と同様に本指標の申し子みたいな移籍動向で、ジャイロ的には裏付けができてありがたい(契約発表順もほぼ上から順番のような形)
  • 新加入選手は大型日本人が中心。B 未プレイの選手も多く可能性は未知数。馬場雄大選手のような活躍をみせるプレイヤーが1人でも混じっていたら CS に一歩近づく。

 

[要チェック]

ジョシュ・ハレルソン 選手

大阪は 伊藤 - 合田 - 橋本 - ブラウン - ハレルソン と、主軸になる選手がはっきりしており彼らを中心としてチームを組み立てると予想される。中でも大黒柱としてチームをけん引してきたハレルソン選手が、精神的支柱として試合の徹頭徹尾をリードできるかにかかる。

 

[SHOWCASE を見ての追記]

駒水大雅ジャック 選手

A代表チームに交じってのプレイとなったがリバウンドによく絡んでいて悪くはなかった。勝手に PF だと思っていたが見返してみればSFだったので、あの高さがあってクイックネスまで持っていたら、割と手が付けられない選手なんじゃないかという妄想が捗る。

 

橋本拓哉 選手

富樫選手とのミスマッチをついてバチバチしていて、その時は「4qから積極性に欠けるチームに対してカツをいれる」意味があるのかなと思っていたものの。その強引さも、もしかすると駒水大雅ジャック選手の実力を隠すためのデコイとして、敢えてのバチバチだったのではないかと邪推。大阪メンバーの中で最も印象深い活躍だった。

 

エリエット・ドンリー 選手

正直、シェーファーアヴィ選手に圧倒されて呑まれている雰囲気はあった。スクリーンのかけも段々と甘くなっていたので、自信はなくとも消極的なプレイに陥らないようにしたい。

 

島根スサノオマジック

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[ポイント]

6,272 (全 15 位 / 地区 6 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
未定 ロバート・カーター 1489.4 15
Gunma ブライアン・クウェリ 1383.7 21
Saga 相馬卓弥 559.3 95
  山下泰弘 436.3 116
  阿部諒 334.2 144
  北川弘 295.9 165
未定 ドゥワン・サマーズ 221.7 189
Niigata 佐藤公威 200.5 196
  後藤翔平 132.0 224
未定 安部潤 111.1 230
Ehime 坂田央 91.0 248
Niigata 納見悠仁 56.5 259
Shiga 頓宮裕人 13.8 266
  神里和 -49.6 277
  合計 5275.7  

 

[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Ryukyu デモン・ブルックス 1321.6 25
Akita ウィリアムス・ニカ 660.8 79
Shibuya 杉浦佑成 518.9 101
Yokohama 橋本尚明 405.6 123
Akita 白濱僚祐 296.5 163
Osaka 小阪彰久 60.7 256

 

[展望]

  • チームの半分以上を入れ替え。加入選手は 3, 4, 5 番に集中している。
  • 全体的にサイズダウンした印象。1st チームを構成したときに、他チームと比べて若干見劣りする感は否めない。
  • 強化ポイントを整理し、それなりに応えるフロントと、資金を持つスポンサーが揃っているので、例えば 2 か年計画の 1 年目と捉えるとそれなりの構成かも。

 

[要チェック]

杉浦佑成 選手

新加入。プレイタイムを食わせるだけ結果を残せそうな有望株。同じく新加入の白濱選手との切磋琢磨で島根のエースに化ける可能性大。

 

 

広島ドラゴンフライズ

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[ポイント]

4,153 (全 20 位 / 地区 10 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

データなし


[昨季 B1 所属の新加入選手]  

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Yokohama 田渡凌 314.2 154
Shiga 荒尾岳 -23.7 276

 

[展望]

  • 外国籍選手を含め、ほぼ昨季の B2 戦力を踏襲。
  • 田渡凌選手のセンスは光るものの結果には表れていない。荒尾選手はキャリアで最大の奮起が必要となる。
  • 榎本新作こと、アイザイア・マーフィー選手の規格外がどこまで通用するか。

 

[要チェック]

アイザイア・マーフィー(榎本新作) 選手

試練の B1 に挑むチームに比して、いい意味で気負わずに全力でぶつかることができる選手。新人の彼がチームの勢いをつけるくらいの爆発力を見せ、1つでも多くファンに勝ち試合を見せることができるか。

 

[SHOWCASE を見ての追記]

アイザイア・マーフィー(榎本新作) 選手

ヘジテーションからのクイック3Pを何度か沈めて3Qは十分なアピールができたものの、オフボールとなると動きは少なく、ディフェンスでは何度か置き去りにされる場面が目立った。あれはシーズンに向けたブラフなのか、チームの中ではどのような役割を持つのか、開幕まで待ち遠しい。

 

琉球ゴールデンキングス

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[ポイント]

8,435 (全 7 位 / 地区 2 位)

 

[昨季在籍選手の動向]

移籍先 選手名 ポイント ポイント順位
  ジャック・クーリー 2015.7 3
Shimane デモン・ブルックス 1321.6 25
  岸本隆一 1145.7 32
  並里成 891.0 49
  満原優樹 651.2 80
  石崎巧 590.6 89
  小野寺祥太 586.9 90
  田代直希 485.2 107
Nara 長谷川智伸 323.9 152
Utsunomiya ジョシュ・スコット 265.3 173
Nishinomiya 福田真生 222.0 188
Ehime ユージーン・フェルプス 209.4 195
  牧隼利 191.7 197
Sendai 寒竹隼人 153.2 213
  ナナーダニエル弾 93.7 245
未定 税所寛 -7.3 273
  合計 9139.7  


[昨季 B1 所属の新加入選手] 

Team 選手名 ポイント ポイント順位
Niigata 今村佳太 805.3 57
Toyama 船生誠也 305.0 160

 

 

[展望]

  • 有望な日本人選手を集めまくった結果、外国籍登録を圧迫する事態になるも、寒竹隼人選手の移籍により解消。結果的には琉球もジャイロ式評価指数通りの移籍動向を見せている。
  • 新人選手を除けば、新加入の船生選手がもっと低いランキングの160位であり、日本人の数値は全チームでもトップクラス。ここまで全員が高い数値を見せるのは他に宇都宮ぐらい。
  • 数値が高いがゆえに、新加入選手に十分なプレイタイムを保証できない。牧隼利選手にも活躍の場が欲しいが……ぜいたくな悩み。

 

[要チェック]

ジャック・クーリー 選手

日本人選手の活躍も軒並み期待されるが、すべてはこの航空母艦によって更に活きることだろう。内外のアタック力を底上げする制空権の強さを今季も発揮したい。

 

 

全体順位予想 

 

各チームで発表していたジャイロ式評価指数でのチーム全体順位は下のようになります。 

順位 チーム(地区順位) ポイント
1 宇都宮(1) 10,974
2 千葉(2) 10,189
3 東京(3) 10,159
4 川崎(4) 10,079
5 渋谷(5) 9,530
6 名古屋(1) 8,784
7 琉球(2) 8,435
8 富山(6) 8,412
9 秋田(7) 7,699
10 大阪(3) 7,669
11 三河(4) 7,644
12 京都(5) 7,233
13 北海道(8) 6,980
14 横浜(9) 6,388
15 島根(6) 6,272
16 三遠(7) 5,586
17 新潟(10) 5,574
18 信州(8) 4,803
19 滋賀(9) 4,799
20 広島(10) 4,153


順位は上のようになりますが、グラフにするとかなり接戦の部分があることが分かります。

 

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これを基にすれば、勢力争いとしては、

--

SSS 宇都宮(1)

SS  千葉、東京、川崎(2~4)

S  渋谷(5)

--

A+  名古屋(6)

A  琉球、富山(7, 8)

A-  秋田、大阪、三河(9~11)

--

B+  京都(12)

B  北海道(13)

B-  横浜、島根(14, 15)

--

C+  三遠、新潟(16, 17)

C  信州、滋賀(18, 19)

C-  広島(20)

--

と言ったところでしょうか。

 

また、上記のグラフを地区ごとに分けると別の視点が見えてきます。

 

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はい。

地区ごとにするとその強弱が明確に表れやすく、ワイルドカードも含め CS 出場チームが 見えやすくなります。

 

と言うわけで、シーズン前予想としては

 CS 出場チーム:

 宇都宮、千葉、東京、川崎、渋谷、名古屋、琉球、(大阪 or 三河

と予想します。

 

 

以上、シーズン開始前の展望でしたがいかがだったでしょうか。

 

出してみたのはあくまで数字です。人によって選手の評価値だったり出場時間予想は異なりますし、それによって順位予想も異なってくるでしょう。

 

なによりも、この数字を打破して上位に食い込んでくるチームが 1 チームでも多く表れることを期待して、総括とします。*3

 

*1:順位から相関を出したポイントなので順位に近づくのは当たり前。近づかなかったら意味がない。

*2:2018-19 シーズン:60試合、2019-20 シーズン:40試合 の換算を含む

*3:富山はチーム力としては西地区3位よりも上になりそうなんですが、下を羨むのではなく、渋谷との WC 争いに勝つ上との勝負を目指してほしい! 総合的にに見ても全体8位という当落線上にいるのは変わらないので、「喰らいつけ」を発揮してほしいところ